こんにちは!
高橋です!
昨年にひきつづき、浜松市内の中学校サッカー部の選手たちにビーチサッカークリニックを開催。
毎年、こうれいとなりつつある中学生ビーチサッカークリニック。
普段はだしでボールを蹴ることがない選手にとっては新鮮で貴重な体験になったはず。
声をかけていただいた顧問の先生からも
「のびしろがある生徒たちには色々な体験をしてもらいたい」
という想いをしっかりと受けとめ、ぼくの言葉でぼくなりにビーチサッカーを伝えることができました。
ビーチサッカーを体験してもらう前に、何もどうやって伝えれば選手たちの心にひびいて、サッカーに役立つのかを考えました。
いつもビーチサッカーを「体験」してもらうことを大切にしているけどビーチサッカーの「経験」も大切だなと感じています。
体験と経験、両方を大切にしてビーチサッカー伝えました。
クリニックを振り返る前にブログを読んでいただいている方のなかには、そもそも「経験」と「体験」のちがいは何?という疑問があると思うので調べてみました。
辞書で調べてみると…
経験とは
実際に見たり聞いたりおこなったりして、まだしたことがない状態から、したことがある状態に移ること。
また、それによって知識・技能などが身につくこと。その身についた知識・技能など。
体験とは
身(体)をもって経験すること。
その(個々の)経験内容。
こんなふうに書いてありました。
そんなの当たり前だよ。思うかもしれませんが改めて調べて、言葉にするとなるほどなと思いました。
ただ、経験の意味はすごくしっくりきたんですが、体験にすこしだけ高橋的解釈をいれてみました。
体験とは身体感覚と感情が一緒だということです。
ビーチサッカーの体験とは
ビーチサッカーを体験してもらったときは、必ず身体感覚と感情が一緒になります。
- ビーチサッカーでいう身体感覚は砂の上ではだしでボールを蹴るときの感覚やコツをつかむ
- 足の甲で蹴れるとスムーズに力を伝えられる
- つま先で走ると走りやすくなる
など、身体(カラダ)で感じ、それにともなって楽しい感情がのっかってくる。
それが体験。
身体感覚とそのときの感情こそが体験。
ビーチサッカーを体験してくれた中学生たちは終わったあとに「たのしかった」と言ってくれました。
楽しかった体験をこれからのサッカーに活かしていってくれれば嬉しい。
ビーチサッカー経験とは
もうひとつ、ビーチサッカーの経験とは、ボールを浮かせる技術やオーバーヘッドキックのやり方や方法を実際にみて聞くこと。
- サッカーだけでは、得られない新しい知識や技を知る
- 実際にやってもらいビーチサッカーのルール
- ビーチサッカーをやったという事実
などが経験となります。
さいごに
普段は土のグランドや芝生のグラウンドをスパイクを履いてボールを蹴っている選手たちでしたがビーチサッカーの技術を少し、伝えただけですぐに自分のものしてプレーできてしまうところは驚きでした。
はだしでボールを蹴るというだけでも参加してくれた中学生たちは新鮮さを感じてくれていました。
ビーチサッカーの体験と経験を活かしてサッカーの上達につなげていける選手が出てきてもらえると嬉しいです。
今回の経験や体験を機にビーチサッカーをもっとやってみたいと感じてくれる選手が一人でも出てきてくれれば最高ですね。