コーチとこどもたちの素敵な関係性。こどもの意欲と主体性を引出すコーチに学ぶ

こんにちは、フットサルコーチもしているビーチサッカープレーヤーの高橋です(@fut_foot_Jyo

NPO法人スポーツコミュニティ磐田・ポーラスターの永田さんにお声かけいただきフットサルスクールのサポートコーチをさせてもらいました。

ポーラスターは

「引退なし」「補欠なし」「差別なし」こどもから大人まで全ての人が気軽にスポーツを楽しめる環境を目指して

公式ホームページ

という理念のもと活動しているスポーツクラブです。

スポーツの語源には気晴らし、楽しみ、あそびという意味があります。

楽しむこと、あそびに引退はない、補欠をなくし全員が楽しんであそぶからこそスポーツ。ボールひとつさえあれば、どこでもだれとでも楽しめる。

そんなクラブの考えにぼくはとても共感しています。

今回はフットサルスクールの体験ということでサポートコーチをさせていただき、その中で20年以上コーチとして活動している永田さんからたくさんのことを学びました。

目次

意欲と自主性を引き出す

集合はこどもたちの声で

幼児クラスの練習が始まる前、コーチから集合するための笛や掛け声はありません。

コーチが声をかけるのは近くにいるこどもたち。

コーチ
みんな集めてー
こどもたち
集合!

今日は初めての子が多かったため、恥ずかしがりながらも仲間を大きな声で仲間を呼ぶ姿が印象的でした。

自分で仲間を呼んだり、仲間に呼ばれたりすることで今から練習をやるんだと主体的になることができる。

コーチはこどもたちに教えるのではなく意欲や自主性を引き出すための働きかけをする存在でいいんだと感じました。

無理に教え込もうとしても意欲や自主性がなければ楽しくないし、吸収スピードが遅くなってしまう。

メニューはこどもたちから

4つのゴールを使ったメニューが終わり、次のメニューに移るときに、急遽参加していた低学年のスクール生と永田コーチのやり取りの様子。

コーチ
次はどうする?
スクール生
3対3対3対3!!
コーチ
おっ!いいね!それにしよう。

発言した低学年の子は、お世辞にも上手ではないんですが、高学年クラスでもしっかりと発言できる雰囲気と発言を認めてそのまま練習に取り入れる関係性が素敵だなと感じました。

練習内容は4色のビブスを着て4チームに分かれ、1つのゴールを守り、3つのゴールを奪う。ボールは2個。

かねり白熱した試合でした。

真剣に楽しむ

こどもたちからの提案が認められたことで、最後の試合も意欲的に取り組んで姿がとても印象的でした。一時は6点差あった試合も負けているチームは諦めずに戦っていました。

1点、2点、3点と次々にゴールを奪い、ついには逆転ゴールを決めました。どんなに点差が開いても諦めずに貪欲にゴールを奪いに行くこどもたちは心の底からフットサルを楽しんでいるのが伝わってきました。

これもフットサルが「楽しい」という心があるから意欲的な逞しいプレーが発揮されるんだと感じました。

さいごに

  • まずは楽しい体験をたくさん積むこと
  • それがたくましくプレーする土台となる
  • こどもの意欲と自主性を引き出すのはコーチの視点と意識

サポートコーチとしてお手伝いさせていただきましたが本当にたくさんの学びがありました。

声をかけていただいた永田コーチありがとうございました。

一緒にボールを蹴ってくれたこどもたちありがとう!!

 

これからもコーチとしての探求はつづく

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