【書籍】スポーツを学問として学ぶ。スポーツを深めるための1選はこれだ!

どうも!

はだしアスリートのリョウスケです!

今日は、ぼくがスポーツを学問として学ぶきっかけをくれた本を1冊紹介したいと思います。

なぜ急に本の紹介かというとこんな記事を書いてから深く考えていたらここに立ち返ることで頭の中が整理できてきたからです。

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ぼくが最初にこの本と出会ってから約10年が経ちますが、今読んでもスポーツを学ぶ上でとても充実した内容の書籍なので読む価値は充分にありです。

ということで、幼児から大人まで幅広くスポーツ指導や講義をさせてもいながら、現役ビーチサッカー選手をしているぼくがスポーツを学問として学ぶきっかけとなった書籍の一部をこれまで経験したことと共にご紹介します。

目次

スポーツからスポーツ学へ

ぼくがスポーツに触れたのは7歳の頃。友だちのに誘われ通っていた小学校のサッカー少年団でサッカーを始めました。

それから今までの約20年間プレーヤーとして、指導者として、スポーツに関わっています。

スポーツがスポーツ学という学問としてとらえるようになったのは大学生になってから。

U17サッカー日本代表監督やテニスオリンピック代表監督、ワールドカップで世界一に輝いたなでしこジャパンのコーチ、など競技問わず世界のトップクラスで活躍されている指導者のもとでスポーツを学んだときでした。

それまで漠然とやってスポーツをスポーツ学として学ぶ楽しさと奥深さを知り、よりスポーツの魅力にひきこまれていきました。

スポーツ観の基礎をつくってくれる

スポーツを学問として学ぶことで何が変わったのかというとスポーツが社会においてどのくらいの価値があり、どんな役割があるかを知れたこと。

教育現場で指導をさせてもらったり、教育実習生として学校で経験を積んだり、ドイツやスペインというサッカーの本場で文化を肌で感じたり、スポーツを肌で、頭で、自分がプレーヤーとしてスポーツを感じてきました。

これまでのスポーツの経験、全てが今のスポーツ観の礎をつくってくれています。

スポーツとは?を考えさえてくれる

スポーツに関する報道が今、ネットやニュースで数多く出ています。良いコトも悪いコトも。

スポーツとは?を深く深く考えさせられます。

紹介する本書の中でこれまでのスポーツとこれからのスポーツへをみてほしいです。

これまでのスポーツからこれからのスポーツへ

これまでのスポーツ観

これからのスポーツ観

チーム クラブ
選手 プレーヤー
多くの「補欠」を生むシステム 「補欠ゼロ」のスポーツシステム
「競技」志向 「プレイースポーツー競技」多様なあり方
「大会」中心 「日常生活」中心
トーナメント リーグ
「引退」のあるスポーツライフ・単一種目を年中行う 「引退なし」の生涯スポーツライフ・複数種目をシーズンごとに行う
「する」のみのスポーツライフ 「する・見る・語る・支える」多様なスポーツライフ
単一の価値観に集約するシステム 多様な価値観を認め受容するシステム
学校・企業 地域

表.引用文献ー現代スポーツのパワースペクティブ

書籍の中の本の一部ですがぼくのスポーツ観の方向性を示してくれた内容になっています。

スポーツや競技など、置かれた環境によっては全てこれが正しいとは限りませんがスポーツの方向性や目指すところはここではないかと思います。

現代スポーツのパースペクティブの目次紹介

現代スポーツへの眼差し

Ⅰ 現代スポーツの問題系ー近代スポーツの現代化をどう考えるか

第1章 メディアスポーツのパースペクティブ

第2章 メガ・イベントの諸問題

第3章 スポーツのグローバリゼーション、ナショナリズム

第4章 「健康神話」とフィットネス信仰

第5章 スポーツ行政施策からスポーツプロモーション政策へ

コラム スポーツ・ノンフィクションの現在

Ⅱ スポーツプロモーションの諸相

第6章 総合型地域スポーツクラブの理念と現実

第7章 スポーツの組織とその理論

第8章 障害スポーツというフィールド

第9章 DUOリーグの実践ースポーツの生活化のために

第10章 第3回FIFA女子ワールドカップサッカーにみるプロモーション戦略

コラム スタジアムの快楽と憂欝

Ⅲ 実践研究へのアプローチ

第11章 アスリートのキャリア問題

第12章 現代都市社会の理論と「スポーツ」

第13章 スポーツ環境論の課題ースポーツを「地域」に埋め戻す

コラム スポーツ空間の文化的構成について

Ⅳ 絡まり合って表出するポリティクスとアスリート

第14章 スポーツ文化と男性性の理想

第15章 絡み合うジェンダーとセクシャリティースポーツにおける異性愛主義

第16章 現代スポーツとグローバル資本主義ー「ただなか」で抗するアスリート

第17章 ファッション史におけるアスリートーシュザンヌ・ランランとマイケル・ジョーダン

第18章 スポーツを問い直す

おわりに

引用文献ー現代スポーツのパワースペクティブ

各章にも1~5の見出しがありますが全て載せてしまうと膨大な量になってしまうので割愛させていただきました。全367ページと情報量が多いですがその分スポーツについて深く学ぶことができます。

こんな方にはおすすめ!

  • スポーツに関わっているけどもっとスポーツについて深い考えをもちたい方
  • スポーツチームを持っていてチームやクラブをまとめている方
  • スポーツに感心があり、文字を読むのが好きな方(嫌いじゃない方)

一般の本と比べると値段が少し高めですが1回の飲み会をお休みすれば変えてしまう値段です。知識を深めようと思えば格安。大学の講義は1回2,000円~3,000円。

いつもでどこでも読めることを考えればお得だし安いと思います。でも、高いか安いかは人それぞれなのでスポーツについて学びを深めたい方は買って損はしないはず。

スポーツに熱い方、スポーツを深めている方々とスポーツ談義で飲み会がしたいw

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