急に今回のブログを書こうと思ったのは、たまたま見ていた中田英寿選手(現役引退をしていますがぼくの中では永遠に選手なのでそう呼びたいと思います。)の言葉とビーチサッカーワールドカップでの日本代表の活躍で改めて自分はサッカーが好きなんだと気づかせてもらったから。しがないアマチュアビーチサッカー選手の想いをブログに残しておこう強く思ったから。
ブログはビーチサッカー日本代表がベスト4を決めた翌日に書いている。
憧れのサッカー選手
23年間サッカーを続けて最も影響をうけたサッカー選手は誰かと聞かれたらぼくは真っ先に中田英寿選手とこたえる。
中田英寿選手がイタリアセリエAのペルージャへ渡った頃、ぼくは小学生6年生。
ちょうどフジテレビでセリエAダイジェストで始まり、いつもジョンカビラ氏の「セリエAダイジェスト」というオープニングを聞くたびに心躍らせていたのを鮮明に覚えている。
当時、世界最高峰だったセリエAの舞台に一人の日本人が戦っているだけでワクワクした。
ペルージャでのデビュー戦、相手はユベントス。ジダン、ダービッツ、デルピエロなどまるで世界選抜の様なチーム相手に2ゴールを奪ってみせた。その衝撃は今でも目に焼き付いている。
中田英寿選手はなぜこれほどまでに魅力的なのか。それは彼のサッカーに対する哲学があるからだと思う。
自分が好きなサッカーをしたい
中田英寿選手:やっぱり自分のスタイルでサッカーがしたかったんだろうね。やっぱり自分がサッカーを始めた理由は自分のサッカーをしたくてやってて、好きでやってて、別にワールドカップで優勝したかったわけでも、リーグ優勝したかったわけでも、何かタイトルを取りたかったわけじゃなく、自分が好きな形で自分が好きなサッカーをしたい。だから子どもの頃からやってて続けた結果、たまたまそこにいたけども強豪チームでやることが目標だったわけでも優勝することが目標だったわけでもない。
インタビューアー:そういう子は韮崎高校に進まないし、ベルマーレに入らないよな。
中田英寿選手:自分のチーム選びをみていれば分かる通り、ぼくはそういう選手じゃない。もちろんうまくなりたいし、もちろん勝てれば嬉しいんだけども重要ことは自分がやりたいサッカーをやることであって強豪チームでチャンピオンズリーグを狙う事じゃない。
サッカーとビーチサッカーで競技は違うけれど自分が今でも現役でビーチサッカーを続けられているのは好きだから。これに尽きると思う。
自分のやりたいサッカーができているかと聞かれたら中田英寿選手のような才能もスキルもない。比べてしまうこと自体おこがましい。だけども30歳になって家庭も仕事もあるなかでまだ現役でビーチサッカーを続けている理由は好きだから。それしかない。
ビーチサッカーW杯で今日本代表は過去最高のベスト4に進出した。ビーチサッカーを愛する一人のプレーヤーとして歴史を塗り替えてほしいと思う。対戦相手として戦わせてもらっている選手たちが世界の舞台で活躍している。本当に光栄なことだ。彼らも「サッカーが好き」の延長線上にワールドカップという舞台があり歴史を塗り替えてくれると勝手ながら感じている。
中田英寿選手の言葉でぼくはビーチサッカーを続ける理由を改めて気づかせてもらった。
ガンバレ日本。