【スポーツをスポーツが下手になる】に共感した話。スポーツをする前に大切な運動スキル。

こんにちは!運動あそびをしているビーチサッカー選手の高橋(@fut_foot_Jyo)です!

幼児に運動あそびやサッカー、小学生にビーチサッカーの指導をしているなかで運動そのものの能力である運動スキルが低い子が多いと感じています。

サッカー(スポーツ)を始めるまえに大切な運動スキルがなくサッカーをやっても上達に時間がかかってしまう子。その原因は運動スキルがないからだとこの記事を読んで確信しました。

参考記事:スポーツを「スポーツが下手」になる

著者である小俣よしのぶさんを知ったのはこの記事がきっかけでした。

小学校からサッカーをはじめ、今はビーチサッカーを競技としておこなっていますが運動スキルの大切さは身をもって感じています。

記事のなかで共感した部分をぼくの体験と指導している子どもたちに思いをはせながら紹介していきます。

特定のスポーツのトレーニングを行うことの弊害

保護者の方の多くが「子どもに心身の健全な発達をしてほしい」、「スポーツが好きで得意な子どもになってもらいたい」という願いからスポーツスクールやチームに入れたいと考えているようです。

しかし、運動学習的視点で述べると、「子どもの頃に特定のスポーツや競技に特化し専門的なトレーニングを行うことは、運動能力発達を妨げる恐れがある」と言えるのです。

参考記事:スポーツを「スポーツが下手」になる

仲間と一緒にはだしスクールで小学生を指導したり、スポーツクラブでサッカーを指導したり子どもたちがスポーツをする現場にたっていますが、この考えがあるかないかで子どもたちへのアプローチの仕方が大きく変わってきます。

特定の動きだけをさせてしまうことが運動能力発達を妨げる恐れがあるというのは指導者として絶対に知っておくべきこと。

基礎たなる運動能力を高める重要性

それによると、「児童後期(10~13歳ぐらい)から青少年前期(11歳~15歳ぐらい)において運動学習能力が高まり、競技スポーツという点からみるとスポーツ選手としての基礎が作られる時期にある。しかしそれは全面的基礎の上に成り立つもので、それらが将来のスポーツ達成力の優れた礎となる」と述べています。

ここで重要なのは「全面的基礎」という部分で、マイネルは「全面的基礎」の習得がスポーツ選手としての上達には欠かせないと言っています。

参考記事:スポーツを「スポーツが下手」になる

スポーツの上達において基礎基本はとても重要ですが、スポーツの基礎基本をするまえに運動能力そのものの基礎がなければスポーツの上達は難しいということ。

身のこなしやコツや感覚、目や言葉ではわからない自分のなかにある体感をたくさんもっている子はどんなスポーツをやってもある程度高いレベルでできてしまいます。

同級生でJリーガーになった選手なんかは運動能力がめちゃめちゃ高かったのを今でも覚えています。

それでいてサッカーが上手い。サッカーだけではなく運動能力の大切さを小学校ながら感じました。

子どもの感覚を大切にして指導していく

運動能力を高めるためには、見本をみせてやらせてみることが一番です。

そこで見ただけで出来ることまだ運動感覚が乏しい子がはっきりとわかります。

例えばボールをバウンドさせて2回くぐってと言ってできる子とできない子がいます。

できる子はボールの落下地点と速さをみてくぐれますが、できない子はボールに当たってくぐれません。

もちろん、子どもたちぞれぞれに個人差があるので個々でレベルをみて色々なメニューをしていく必要があります。

現役の選手ですが一指導者として学びつづけながら子どもたちの指導を行っていきます。

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